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■世界遺産の基礎知識

 ・ 世界遺産とその種類

 ・ 世界遺産の歴史

 ・ 世界遺産登録までの流れ

 ・ ユネスコの役割

 ・ 世界無形遺産


世界無形遺産

世界無形遺産(せかいむけいいさん)とは、2003年の第32回ユネスコ総会で採択された「無形文化遺産保護条約」に基づいて指定された、世界的に価値の高い無形の文化財を指す。民族音楽、舞踊、劇、伝承、文化空間などが対象である。

有形の文化財については既に1972年に採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づき世界遺産としてリストアップされていたが、無形の文化財についてはその枠組みで保護することが難しいため、新たな枠組みが作られた。現在は30カ国での批准による発効を待っている状態である。

ユネスコでは、無形文化遺産保護条約の発効に先立ち、世界無形遺産の候補を「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」として発表している。
第1回の発表は2001年に、第2回の発表は2003年に行なわれ、それぞれ19件、28件が指定されている。これらは条約の発効とともに正式に世界無形遺産となる。

文化庁が作成している文化遺産オンラインにも詳細が載っています。

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