2007年7月の世界遺産リストには、141国851件の世界遺産が登録されています。
その中でも10件以上の世界遺産が登録されている国は20国あります。
登録数1位のイタリア共和国は41件、2位スペインは40件、日本は14位で14件が登録がされています。
自然遺産の多い国
自然遺産、複合遺産の登録数が5件以上の国を表示しています。
コンゴ共和国は、自然の豊かな国ですが内戦や管理者不在による森林伐採等による自然破壊で希少動物が減少するなど、登録されているすべての世界遺産が危機遺産に登録されています。またこの状況が改善されない場合は将来的には世界遺産指定から外れる可能性が数年前より指摘されています。
2007年には初めて世界遺産の登録削除(オマーンの「アラビアオリックスの保護区」)が行われましたがこれも自然遺産になります。
文化遺産の多い国
文化遺産、複合遺産の登録数が10件以上の国を表示しています。
ヨーロッパ地域が多いのが特徴です。国や地域により登録数に差がありすぎることが指摘されており是正するこころみあるようです。